だから僕は、笑顔でサヨナラを叫ぼう



「あっ、こーらユー、何笑ってんの!このこの!」

「わっ、ちょっ、やめて、くすぐらないで、わひゃひゃはっ」

きずなが矛先をこちらに向けると、為す術なく捕まった。

そのままくすぐり地獄へと移行する。

「ほんっ、ほんっとやめてって、ぅえへへあっ!」

「あー、ユーはくすぐり甲斐があるわー、シュウもこの位効けばいいのに」

「俺、昔から鈍感なんだよな」

「自分で言うな、自分で」


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