ずっと伝えたいことが、ありました。
2人で見る雪はまた特別に綺麗で
山奥のホテルだったから星もすごく綺麗だった
恥ずかしいのを隠すために他愛もない話ばかりひかるとしていた
「ねぇ、優希」
突然ひかるの声色が優しい感じになった
「はい!なんでしょう!」
「俺、叶えたい夢あるって言ったやん」
「1人じゃ叶えれんのよね」
「んー、協力者がいるってこと?」
「ん、そういうこと」
「んで、できたら…その…」
「優希と叶えたいと思ってる」
「ふーん…どんな夢なのか聞かせてよ」
「優希とな、ずっと2人で笑ってたい」
「回りくどくてごめん、よかったら付き合ってください」