空からの涙
「祐芽?どこ行くの?」
「どこがいい?」
勝手に、自転車を進めたから、行くところが、あるのかと思ったのに。
「私?……私は特にないんだよねぇ」
「じゃあ、適当に行こっか★」
喋りながら、自転車を走らせる。
「あっ!さっき、私と柚姫が
『両思いだ』
って言ったの、悟と和詩に内緒だよ!特に和詩。」
「何でぇ?しかも、特に和君って……。」
和君を特に…って言ったから、何かあるのかと思った。
「わかってないなぁ。そんなん、和詩に言ったら、私……殺されるっての!」
うっ……そうだよね。和君なら、やりかねないよね。
「わかった!言わないよ!」
ニッコリ笑った顔は、きっと、祐芽には見えなかったと思うけど、私には今、祐芽が笑った顔が見えるんだよ。
綺麗な笑顔で笑ってた。
「柚姫!ここでいい?」
ついたのは、人気のない小さな公園。
「うん!祐芽と一緒なら♪」
自転車からおりて、小さな公園の、小さなベンチにすわった。
「祐芽は、何で悟君と付き合ったの?」
祐芽は少し困った顔をした。……どうしたんだろ……。
「悟のね?……妹に、私似てるんだって。…」
どうゆうことだろ…。訳の分からない顔をしたため、祐芽が続きを話してくれた。
「悟の妹、小さいときに、小児ガンでなくなってるの。……顔が似てるんじゃなくて、雰囲気が似てるらしいんだ。私と悟の妹。」
そうだったんだ………
「祐芽…ゴメンネ?聞かなかった方がよかったね。」
「謝らないでよ!その事で、中学の時は、よく喧嘩したけど、悟ね?今はそんな風に思ってない……って、和詩が言ってたんだ。聞いてくれたらしいんだけど。」
……私、皆の事、知ってるようで全然、知らなかったんだなぁ。
今日、改めてわかった。
「祐芽?今日はありがとね?話し聞いてもらって……本当に、助かった。」
祐芽は首を横にふった。
「柚姫が、素直になってくれたから、私、嬉しかった★また話してね」
私は今日、祐芽に何にもしてないのに。
「じゃあ、………
「どこがいい?」
勝手に、自転車を進めたから、行くところが、あるのかと思ったのに。
「私?……私は特にないんだよねぇ」
「じゃあ、適当に行こっか★」
喋りながら、自転車を走らせる。
「あっ!さっき、私と柚姫が
『両思いだ』
って言ったの、悟と和詩に内緒だよ!特に和詩。」
「何でぇ?しかも、特に和君って……。」
和君を特に…って言ったから、何かあるのかと思った。
「わかってないなぁ。そんなん、和詩に言ったら、私……殺されるっての!」
うっ……そうだよね。和君なら、やりかねないよね。
「わかった!言わないよ!」
ニッコリ笑った顔は、きっと、祐芽には見えなかったと思うけど、私には今、祐芽が笑った顔が見えるんだよ。
綺麗な笑顔で笑ってた。
「柚姫!ここでいい?」
ついたのは、人気のない小さな公園。
「うん!祐芽と一緒なら♪」
自転車からおりて、小さな公園の、小さなベンチにすわった。
「祐芽は、何で悟君と付き合ったの?」
祐芽は少し困った顔をした。……どうしたんだろ……。
「悟のね?……妹に、私似てるんだって。…」
どうゆうことだろ…。訳の分からない顔をしたため、祐芽が続きを話してくれた。
「悟の妹、小さいときに、小児ガンでなくなってるの。……顔が似てるんじゃなくて、雰囲気が似てるらしいんだ。私と悟の妹。」
そうだったんだ………
「祐芽…ゴメンネ?聞かなかった方がよかったね。」
「謝らないでよ!その事で、中学の時は、よく喧嘩したけど、悟ね?今はそんな風に思ってない……って、和詩が言ってたんだ。聞いてくれたらしいんだけど。」
……私、皆の事、知ってるようで全然、知らなかったんだなぁ。
今日、改めてわかった。
「祐芽?今日はありがとね?話し聞いてもらって……本当に、助かった。」
祐芽は首を横にふった。
「柚姫が、素直になってくれたから、私、嬉しかった★また話してね」
私は今日、祐芽に何にもしてないのに。
「じゃあ、………