空からの涙
「柚姫は?」
「わかんない……つれてかれたから……」
「莓ちゃんだと思う?」
「しかいねぇだろ?」
「見つけたら、連絡する」
「柚姫が行きそうな所じゃねぇんだ、仲間にきゃあ、わかんじゃねぇ?」
「あいつらに今連絡はつかねぇ……」
「じゃあどうすんだよ!」
「~♪~¶~」
「………柚姫だ………。もしもし?柚姫?今どこ?…わかんないの?ねぇ、柚姫!話してよ!」
「倉庫15。」
「莓ちゃん……」
「ブチッ」
「倉庫15………どの辺だっての……」
「15って南区だ……。遠すぎるだろ……」
「そんなこと、言ってらんねぇよ…。」
「走るぞ。」
「~♪~¶~」
「もしもし!?」
「柚姫は何処って?」
「……ハァッ…倉庫15!……ッハァ……そっちも向かって!急いで」
「OK!」
「いったん家よるぞ。バイク飛ばした方が早い。」
「そっち行くから、家で待っててね!」
「すぐこいよ!!」
「…もっと…ッ…早くにやっときゃ……ッよかった」
「今更……言ってらんねぇよ。」
「エンジン着けた?」
「あぁ…乗れ。迎えに行かねぇと…」
「警察沙汰にならないぐらいに急いで!」
「慣れてますから」