空からの涙
「オイッ!ここ任せていいか?」
「行くなら、絶対守れ!」
「私達の強さなめんな。」
「和!俺、ついてく。苺は俺が止める。」
「ありがとう。尋。…………行くぞ!」
…………………………………………………………………
「行かせないって言ったよね?」
…………………………………………
「和───」
「ありがと」
「力抜いたってのはヤっていいのかよ?」
「いいんじゃね?」
……………………………………もうどうでもいい。…………………………………
もう下着は半分、下がっていただろう。
「俺ッ1番いっきまーす!!」
……和君…………ごめんね………。
涙が止まらなかった。
「柚姫ィィィィ」
私の名前を和君が読んでいたのに気付いて横を見たんだ、、、、、。
『バシッィ』
「…和君………?」
私の足元に居た人は和君に殴られて、吹っ飛んでて………。
「和君……………?」
「柚姫…ごめん………。ごめん……ごめんな……………」
私を抱き締めてくれた。でもね……私は和君に抱き締められる資格はないの。
「…ッテェ……。オイッ……宮野ォ!いいとこ持ってくんじゃねぇ!」
和君は私の腕の縄をほどいてくれた。
「柚姫……ちょっと、下がってて?」
言われたように、少し下がった。
「いつまでも、ちょーし乗んな。」
『バシィッ』
そっからは、何が起きたかなんで覚えてない。
和君が次々に殴っていった。
祐芽達の方も、怪我してる人ばっかりで…
こんなこうけい見たことなくて。
私は何もできず座っていた。