先輩と私
ガラッ
生徒会室のドアを深呼吸して開けたもののそこには誰もいなくて、拍子抜けしたのと、安堵感があった。
「…誰もいない?」
確かに今日あるって聞いたのに、時間も確認したはず…そう思い、生徒会室の時計に近寄った。
グ二ッ。
足元に違和感を感じてバッと下をみた。
「いててて」
そこにはスリッパの色からして上級生であろう人が寝転がっていた。
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