華実ちゃんの最期の願い
「……でね、その照屋 遥くん?なんだけど性格がね。いいらしいんだけどなんかドSなんだってー!なんかそこもそそるよね〜。」
私と一緒に手を洗いながら、エリカは、照屋 遥の魅力についての続きの話を話始めた。
「ドS??えー、どうだろ?漫画だとめちゃおいしいけどさ、現実だとなぁ。
叩かれたりするのは、いやかなぁ。」
現実で叩かれてる自分をみてニヤニヤされる変態を私は、到底好きなれないだろうなぁ。
なんかあの漫画の綺麗な絵があってこそのドSというかトキメキをかんじるしな。
「え〜?
華実にあうと思うから話したのにぃ。」
私に??
「華実〜。ちゃんと青春おくろ??
氷悟くんのことも分かるけどさぁ。」
エリカ…。
でもね、私………。
「僕がなに?」