迷宮モノクローム




肌が、白い………。


薄い茶色の髪のはずが、黒い髪になっていた。


服は、死神のように真っ黒だった。


手には、ナイフがあった。

離そうとしても、ナイフは離れない。


人を殺せ。


と言う意味ならしい。


花咲さんを、探しだした。


勝手に体が、動きだす。


「あははは」

花咲さんの、笑い声がした。


私は、声の方に動き出した。




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