幼なじみの君との恋
そう言って彼女はこの場を離れた。




えっと…一件落着?




「ありがとう。」



理人が私に告げる。

抱きしめられた温もりが私を安心させる。



良かった…。


そのときバーーンっと音が響いた。



「…花火!」



「…紗弓。本気で俺、一生離さないからな。」



そう言って口を塞がれようとする。
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