幼なじみの君との恋
理人の気配が無くなると、あーちゃんが口を開く。



「もう、付き合えば?」


「何がどーなってそーなる?!さっきゆっくり決めれば〜?って言ってたのはどこのどいつ!」

「え?誰ー?」

「お前だわっ!…て、コントしてる場合じゃなくて!服!」

クローゼットの中を覗く。
ワンピースといえば、あの一着しかない。

お姉ちゃんからもらったものだ。


お姉ちゃんいわく、勝負服!!

「おーそれいーじゃん?可愛い。」

「こ、これー?」

不安なさげにいうとあーちゃんがいきなり立ち上がる。
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