幼なじみの君との恋
わたしは理人の制服のネクタイを引っ張る。

そうしてわたしからキスをした。

意外だったのか、理人はまた顔を真っ赤にさせた。

そういうところも好きなんだ。


「もう今日は覚悟しろよ?
誘ってきたのはそっちだからな?」

そう言って狼は笑った。

き、今日はわたし、逃げられません。
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