幼なじみの君との恋
「おー、張り出されてるじゃん。
ぐはっまじか俺なんかミスってるし。」

理人が後ろにきてわたしの頭の上にあごを乗せた。

「お、紗弓足掻いてんなー(笑)」

うるさいっ!
そう思いながらもわたしは理人が回してきた腕を掴む。

うーん。どうやったら勝てるんだろうか?

そう考えているとあーちゃんに疑問を投げられる。

「あんたたちさ、そんな毎日イチャイチャしてんのになんで2人でワンツーフィニッシュなわけ?」
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