幼なじみの君との恋
4限目の終わりを告げるチャイムが鳴った。
ふぅ、やっとお昼だぁ。

「じゃあ今日の宿題配るから後ろに回して、回し終えた人からお昼やすみどうぞー。」

わたしも後ろにまわしたとき、

理人が指をわざと絡めてきた。

「ひゃあっ!」

言ったあと、しまった、と口をおさえる。

「どうしたー三浦。」

「す、すみません。なにも無いです。」

わたしは後ろを睨むようにみた。

こんにゃろー!
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