幼なじみの君との恋

「あ、いや席…どーする？」

「あ、えっと…あそこは？」

二人で座ったのは真ん中の後ろの方の席。みやすくていいかも！

理人が用意してくれていた映画は恋愛もので私が集めていた漫画の実写化だった。


や、やばい。幸せMAXって感じ？

…いや、調子に乗るのはやめておこう。
冷静に進まなきゃ！

「結構面白かったな。」

「うん！最高だったっ！
蓮くん一途だなーってところがもうキューンってなった！！」



「…俺もなんですけど？」