幼なじみの君との恋
「え?」


「俺もずっと一途ですけど。…紗弓に。
俺にはなんないわけ?」

ずいずいと近寄ってくる理人に戸惑い、ドキドキしてしまう。


「え、えっと…。」

あーちゃんの昨日の言葉を思い出してカァーっとなる。



「なってるよ!おかしいくらい!」



しーんっとなる。
あ、あれ?外しちゃった?!
ばっと顔を上げるといつもとは違う、真っ赤な理人の顔があった。

「今見んな。ばか。可愛すぎか」

その顔に私は倒れそうになりながらも、嬉しくて笑った。

「笑うな。あと…照れて言えなかったけど、本当は今日お前、めちゃ可愛い。ワンピ似合ってる。」

そーやって照れながら言う理人が
私も可愛いと思った。
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