幼なじみの君との恋
「「わかった?」」

「「は、はい…。」」

男子がいよいよスタートした。
パンっと音が響く。

あぁ、わたしが好きな音だ。

頑張れーと女子が応援する。

男子12キロ、女子10キロだ。


男子の1位がわたしたちの前を通過する。

陸上部だろうか…

「「フォーム綺麗…」」

あーちゃんと2人でハモる。
2人で笑った。
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