幼なじみの君との恋

まさかのお泊り?!

「おめでとー!紗弓っ理人君の彼女ー!」

そう、朝からこれしか言われない。

靴箱で結構目立っていたらしい。

それで目撃者多数で、挨拶と共にこれが付いてくる。

いや、嬉しいんだけど…

なんか一部の女子からの視線がめちゃ痛いっ。

「小学校の頃からずーっと見守ってたよねー皆んなで(笑)。」

「え?そーなん?」

ここは小中高そのまま上がる人が多いから知り合いばかりのクラスなものだからみんなが一斉に笑った。

「そーよー。

理人の顔から紗弓のこと好き好きオーラが溢れてたよ?(笑)」
< 29 / 324 >

この作品をシェア

pagetop