幼なじみの君との恋
でも、ある日突然彼は私と話さなくなった。
自転車に乗せてもらうのだけど彼は一言も話さない。


「ねぇ!もう2日も無視してなんなの!」

理人はひたすら自転車のペダルを漕ぐ。
さすがにカチンときた!


「もうそんなに私のこと嫌いなら私歩いて行くから!下ろし…」



「嫌いじゃねーーよ!!」




…ん?え?これ、理人の声…?

いきなり急ブレーキをかけ止まった自転車のキィという音の余韻が辺りに響く。
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