幼なじみの君との恋
「紗弓…大好きだよ。」

わたしは言葉だけで胸がいっぱいになった。

「わたしも…。」

そして、理人からひさしぶりのキスを落とされる。

あ、我慢してたからかな…

なんだかすごく恥ずかしい気がする。

一度唇を離され、わたしは目を開けた。

すると目の前に広がったのは花束だった。

「…この花、なんかお前っぽくて買ったんだけどさ…。

今考えると俺ってやばいやつな。」

そう言いながら照れている理人。
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