幼なじみの君との恋
「全然だよ…っ!

嬉しい…!ありがとう…!」

わたしは花束を抱きしめながら涙をこぼした。

このタイミングプレゼント…嬉しくない人がいないじゃない。

わたしはそう思いながらぎゅっと理人を抱きしめる。


「…泣いてちゃキス出来ない。」

そう理人が言ったからわたしは頑張って涙を堪えて笑った。

その笑った顔がおかしかったのか、

理人は吹き出した。

「…笑わないで。」
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