幼なじみの君との恋
あーちゃんに聞かれてわたしは頷く。

「バレないよーにね」

「あーちゃんも。」

わたしは部屋を出て、理人の部屋に向かった。


「理人ー」

「ん、理人なら今いないよ。」


そう言ったのは蒼くんだった。

「今便所。」

「そっか。」

わたしは蒼くんに手招きされて椅子に座った。

「理人、おせーな。」

「ねー。」
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