幼なじみの君との恋
部屋が静かになる。

「……うん。

わたしも、お姉ちゃんのこと大好き。



大好きだよ。」

わたしは顔を上げた。

前をみると大好きなお姉ちゃんの顔があった。

なんか、わたし、なにやってたんだよう。


そうだよ。

わたしもみんな大好きだ。

そんなことでへこたれてちゃダメだよね。




「お姉ちゃん、おめでとう!」



わたしがそう微笑むとお姉ちゃんはホッとしたようにこっちをみた。

「……ありがとう。」
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