幼なじみの君との恋
「あー!次郎って言うんだ!この人」

「なんだよ、そのふるくせー名前。
ん?あー、俺らのことからかってたやつか。

今あいつどこ行ってんだろーな。」

「全国の次郎さんに謝りなさい。」


あぁ俺が、元もこもない事を言ってしまう羽目になった原因のあいつか。

嫌なものだから記憶から消してたわ。

「この時気付けば良かったなー。」

「なんで?」

「だって今はもう理人は自転車通学だけど私はバス通学じゃん?

二人乗りする機会とか減ったからさー。
あの時は中学までそんな距離なかったから自転車だったからさー。」
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