幼なじみの君との恋
「だ、大丈夫だよ、かおちゃん!」

「あーあいつな。

色んな男に振りまくってるよなー。

それに引っかかる男子は馬鹿だな。」

そう言ったのは湧谷君だった。

野外のしおりを班員の分ホッチキスで止めてくれている。


「えっじゃあ俺馬鹿じゃーん。」

そう言ったのは理人のもう1人の親友、

有貴蒼君だった。

「あー蒼は引っかかりそーだもんね。」
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