幼なじみの君との恋
野外活動があと3日に迫った頃。

私はいつも通り、靴箱で理人を待っていた。

その時…

ドタバタ足音と共に話し声が聞こえてきた。


「ねぇー少しくらいいーじゃん!

てか聞いてるー?理人くーん?」


「聞いてる。

うるさいから早くどっか行って。

彼女待ってるし。」

理人と萌香だ。

理人がその一言を放ったその時、彼女の顔が明らかに変わった。


「あー紗弓さんでしょー?あんな子のどこがいいのー?」


「全部。これでいい?」
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