オレンジ色のグラウンド
神田外語大学
親に一緒にきてもらったけど
私は特に英語が好きでも得意でもない。
そんな奴なのに……
“外語大学”を選ぶ資格はないって思った。
キラキラしている大学生たちは
目標に向かって堂々と前を向いているように見えた。
こんな中に、とても私は溶け込めないよ……
オープンキャンパスにきて、ますます焦りと劣等感が増す。
私は自分のことが分からない
特別なものも、持っていない。
なのに時間は迫ってくる。
将来の進路を決めないといけない。
不安と焦りで潰れそうな私は、キャンパスから出て外の空気を吸い込む。
目の前に広がる、大きな人工芝のグラウンド。
見上げた空は大きな夕焼け空で
こんなちっぽけな私をオレンジ色に染めて隠してくれる。
気付くと私は、泣いていた。
ただ、もうどうしていいのかわからなくて。
親に一緒にきてもらったけど
私は特に英語が好きでも得意でもない。
そんな奴なのに……
“外語大学”を選ぶ資格はないって思った。
キラキラしている大学生たちは
目標に向かって堂々と前を向いているように見えた。
こんな中に、とても私は溶け込めないよ……
オープンキャンパスにきて、ますます焦りと劣等感が増す。
私は自分のことが分からない
特別なものも、持っていない。
なのに時間は迫ってくる。
将来の進路を決めないといけない。
不安と焦りで潰れそうな私は、キャンパスから出て外の空気を吸い込む。
目の前に広がる、大きな人工芝のグラウンド。
見上げた空は大きな夕焼け空で
こんなちっぽけな私をオレンジ色に染めて隠してくれる。
気付くと私は、泣いていた。
ただ、もうどうしていいのかわからなくて。