恋はかき氷とともに
「ど...どういうこと?」
恐る恐る私は言った。
だってあんなに楽しく話していたのに。
2人で笑いあっていたのに。
「とにかく、お前は俺にとって友達じゃないんだ!」
貝野は叫んだ。
ふられて友達じゃないって言われて。
今日は散々だった。
モテないって損だな。ちょっと貝野のこと見直してたのに。アドバイスもくれて。
嫌だよ。こんなの。ポロポロ涙が止まらなかった。苦しいよ。悲しいよ。
「きあら。俺ね。きあらは特別な存在だから友達じゃなくて恋人って思ってるんだ。」
急に言われた言葉にビクッと肩を震わせた。
貝野がこんなモテない私を好きなんて...
「でも迷惑だよね!ふられたばっかで勇気づけるために誘ったんだけど。」
それを聞いて違う意味で涙が止まらなかった。
私は気づいたら言っていた。そして、笑っていた。
「私も好きだよ。貝野のこと。」
泣きすぎてかすれた声だった。
でもその声はちゃんと貝野に聞こえていた。
「俺のかき氷食べて。泣かないで。ねっ!」
ぱくっと食べる。その味は甘くてちょっと苦くて溶けていった。
私たちはお互いに手を握って笑いあって帰った。
恐る恐る私は言った。
だってあんなに楽しく話していたのに。
2人で笑いあっていたのに。
「とにかく、お前は俺にとって友達じゃないんだ!」
貝野は叫んだ。
ふられて友達じゃないって言われて。
今日は散々だった。
モテないって損だな。ちょっと貝野のこと見直してたのに。アドバイスもくれて。
嫌だよ。こんなの。ポロポロ涙が止まらなかった。苦しいよ。悲しいよ。
「きあら。俺ね。きあらは特別な存在だから友達じゃなくて恋人って思ってるんだ。」
急に言われた言葉にビクッと肩を震わせた。
貝野がこんなモテない私を好きなんて...
「でも迷惑だよね!ふられたばっかで勇気づけるために誘ったんだけど。」
それを聞いて違う意味で涙が止まらなかった。
私は気づいたら言っていた。そして、笑っていた。
「私も好きだよ。貝野のこと。」
泣きすぎてかすれた声だった。
でもその声はちゃんと貝野に聞こえていた。
「俺のかき氷食べて。泣かないで。ねっ!」
ぱくっと食べる。その味は甘くてちょっと苦くて溶けていった。
私たちはお互いに手を握って笑いあって帰った。