涙空
タイトル未編集
「春ー?」

目の前が真っ暗になった

目が醒めた時、見覚えのある真っ白な天井

嫌いだった

「っ、ふぇ、ぇっ。健せんせっ?」

手を繋いだまま眠る先生

優しくて温かい先生にまた心配掛けてしまったことが哀しくて

「春、起きたね?怖かったね。」

「っ、ふぇ、健せんせっ?だっこぉ。」

ぎゅっと抱き付くと、優しく抱き上げてくれて

心地良いぬくもりに包まれ

ゆっくり眠ってたと思うのに、眠くなる

「春、ネンネしていいよ?おっきしても、傍に居るからな?」

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