僕と暮らしてくれませんか

破門

いつのまにかこんな時間になっていたのか。

あぁ、起きるのも面倒だな。




……はぁ。




「環、飯。」



光にいちゃんがノックしながら言う。


これも、どうせ光にいちゃんのせいなんだと思う。




だって、あのときだって、





ねぇ、結局敵なの?












本当に味方なの?



「いらない。」


わたしが言うと扉越しでも聞こえるように盛大なため息をつかれた。
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