僕と暮らしてくれませんか
…あれ?いいのか?てか、彗絶対彼女いるでしょ。
私みたいな人とは付き合わないよね…
って!なに想像してるの!
付き合わないしっ!
いや、まず好きじゃないし!
あっぶなー。自分の立場をわきまえなきゃね!

そう決心してからお風呂を出た。

「彗ー。お風呂どうぞー。」

「んー。サンキュー。」

彗が入ったのを確認して私は胸を撫で下ろした。
あ、明日のお弁当は彗が作るのか…なに作ってくれるんだろう…?

そう思いながら私は眠りに落ちてしまった。

「風呂上がったー…って。おーい。環ー。こんなとこで寝たら風邪引くぞー。

…ったく。しょうがないやつ。おいしょっと。」

彗は環をベッドに運ぶ。布団をきせている時、彗は環に腕を掴まれた。

「…っ!可愛いやつ。あんま煽んなよ。」
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