僕と暮らしてくれませんか
最終章〜季節

ほらね

ねぇ、彗?今どこにいるの。


逃げたって無駄なんだから。

そう思っておきた早朝。

誰もいないしーんっとした部屋を見渡す。

あーあ、だーれもいないや。

だれかがいたっていうのに慣れるって怖いなぁ。

本当は一人暮らしだったのに。

3人まで増えちゃって。

また一人。

今日学校で彗に会ったらガツンと言ってやる。




大好きだよ。

って。
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