僕と暮らしてくれませんか
「こいつ、俺のだから。」





そう言って彗はわたしを抱き寄せた。



ちょ、ちょちょ!


きゃーっ!と黄色い歓声に包まれる。



「こいつに手出したら殺すから。」




ち、ちがうよ!そっちは全然心配じゃなくて!



「ん?あれ?違った?」


彗が頭を傾げる。
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