僕と暮らしてくれませんか
「ま、今日わかるんじゃない?じっくり確かめてみなさいよ〜?報告待ってる!
じゃあね〜また明日〜」

そうして、舞華と別れた。ドアの前に立つ。ここを開けたら、ついに…。
私は勢いよくバンっとあけた。

「びっくりしたー。いきなりどうした?びびるってーの。」

彗がスマホをいじっていた。その姿をみて私だけが知ってるんだなーとなんだか誇ってしまった。

「サコダ。行こ。」

照れ臭くて、可愛くない言い方をしてしまった。

「ん!」

でも彗はにこっと嬉しそうに笑った。私の胸がキューンと鳴った。
なんか最近心が忙しい…。
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