僕と暮らしてくれませんか
「お、お風呂にする?
ご飯にする?
それとも、わ、た、し?」

うへー噛んだっ!でも!新妻っぽくてこれいいかも!!
すると、彗はぐるんっと後ろを向いた。
あ、あれ?

「彗ー?」

「お前、可愛すぎ。」

そう言ってまたわたしの方を振り返るとドンっと壁に押し付けた。
か、壁ドンっ!

「なら、遠慮なくお前をもらおうかな。」

彗がぺろっとべろを出す。
ひ、ひゃー!!
な、なんかエロい!!



「ま、待って!冗談!それにわたし、い、今…生理中!!!」



沈黙が続く。
きゃー恥ずかしい!!

「ぷっ。するわけないだろ。ていうか、お前ちゃんとそこら辺のことわかってるんだな。

それが知れただけでも良しとするか。

今の新妻の言葉またしてね。ハート。」

…っ!ハートって口に出して言うところが可愛いっ!
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