僕と暮らしてくれませんか
「出来なかったの!彗いつも帰ってくるの速いんだもん!」

私がぷくーっとほっぺを膨らますと彼は微笑み、わたしの頭をなでた。

「じゃあ時々、遅く帰ろうかな。」

そうしてわたし達はおかしくなって笑いあった。

「浴衣可愛い。」

そう言って彗は、わたしのおでこにキスをした。
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