僕と暮らしてくれませんか
同じ部屋で寝ることも初めてなのに…わたし大丈夫かな?!

あっという間に夜は来てしまうもので
わたしたちはそれぞれ布団に入った。

「お、おやすみ。」

「…お、おやすみ。」

そう言って電気が薄暗くなる。
はっきりとみえなくなった以上、わたしたちはお互いの顔をみることができた。

彗は目を閉じている。
…キスしたかったなぁ。

多分そう思っているのはわたしだけだと、わたしは壁側に向き直る。

はぁ、こんなに好きなのはわたしだけなんだよなー。
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