僕と暮らしてくれませんか
わたしは心を決め、
彗のいるお風呂場に乱入した。

「彗っ!ごめん!!」

すると、彗はものすごく驚いた顔をしてこっちをみた。

「わたしっ彗の元カノにヤキモチ焼いちゃって…。ごめん!!」

そう言ってしまってからわたしは自分がなにをしようとしていたか思い出し、恥ずかしさのあまりキョドキョドしてしまう。

彗っ腹筋やばっ!ってみたらだめだって!

「ご、ごめん!出るねっ!」

彗は腰にタオルを巻き、出て行こうとするわたしにうしろから抱きしめた。
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