僕と暮らしてくれませんか
「ちょっと黙ってろ。
んじゃなきゃここで襲うぞ。」

わたしは少しびくっとする。

こんな怒ってる彗…。

「いいよっ。襲って。」

「おまっ…。いや、襲わねーよ。

俺が襲わないのは…お前が大事だから。

そんな簡単に初めて奪うわけにはいかねーだろ。」

彗の目が、わたしを翻弄させる。

彼の目からはあたしを本当に大事にしてくれてるんだな、と思った。
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