僕と暮らしてくれませんか
「環、誰?」

「あっえっと…」

どうしよう。社長令嬢だったこと

内緒にしてた!

「い、家に帰ってから話す!」

そう言ってわたしはお弁当をわたして

逃げた。

「おいっ環…くそっ。
おい、あんた、俺の彼女に手出すんじゃねーぞ。」

「ふーん…。家で…ね。」


なんで?!光にいちゃんがいるの?!

スーツ着てたしっ。でも変わんないなー。

ま、そりゃそうか。

わたしのお世話がかりしてたとき、

もう高校生だったし。
< 70 / 135 >

この作品をシェア

pagetop