先生は、私のこと好きですか?
「解説終わり。採点ミスないか確認して下さい。あったら持ってきて下さーい」
あと10分で授業が終わる。
早く終わってくれないかなぁと思いながら
自分の解答用紙を見る。
(あれ?最後の問題…。
誰もいなくなったら前に行こ)
教卓の前には付け間違いや点数をもらおうと
3人並んでいた。
最後の1人が終わって私は席を立つ。
「先生。この問題合ってますよね?」
そう言って最後の問題を指さす。
先生との距離近い…。
そう思うと顔が赤くなった。
「あ、本当だ。ごめんね」
訂正する先生。
"ありがとうございました"
というように私は頭を下げて
戻ろうとすると
「あ、待って!」
先生に引き止められた。
そして誰にも聞こえないような小さな声で
「これ、後で読んで」
そう言って解答用紙に付箋を貼った。
私はそれを誰にも見られないように
こっそり持って席に戻った。
[放課後、社会科室に来てください]
そう書かれてあった。
(やっぱり…先生怒ってる!?)
1人おびえながら放課後まで過ごした。
あと10分で授業が終わる。
早く終わってくれないかなぁと思いながら
自分の解答用紙を見る。
(あれ?最後の問題…。
誰もいなくなったら前に行こ)
教卓の前には付け間違いや点数をもらおうと
3人並んでいた。
最後の1人が終わって私は席を立つ。
「先生。この問題合ってますよね?」
そう言って最後の問題を指さす。
先生との距離近い…。
そう思うと顔が赤くなった。
「あ、本当だ。ごめんね」
訂正する先生。
"ありがとうございました"
というように私は頭を下げて
戻ろうとすると
「あ、待って!」
先生に引き止められた。
そして誰にも聞こえないような小さな声で
「これ、後で読んで」
そう言って解答用紙に付箋を貼った。
私はそれを誰にも見られないように
こっそり持って席に戻った。
[放課後、社会科室に来てください]
そう書かれてあった。
(やっぱり…先生怒ってる!?)
1人おびえながら放課後まで過ごした。