先生、死ぬ前に私と恋して下さい
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「おーい、麗ー。」


家の前まで着くと、上から声をかけられた。

「なーにー?

てか勝手に部屋入らないでよー!」

幼なじみの東 亜蘭(あずまあらん)がまたわたしの部屋に居た。


よくあいつはわたしの部屋に勝ってに入って、なにかしらしている。


まあ、幼なじみだからなんだけど。



「…って!え?なんで菊山?!」

「おー、なんだ東か。宿題やってるかー?
お前英語の宿題いつも出してねーだろ。」


「口悪っ!英語なんてするわけねーじゃん?てか、なんで?!」


そのときガチャっと玄関のドアが開いた。


「ちょっとー麗ー。
あーくん(亜蘭のこと)と話すならなかで…



ってど、ど、どなたー?!

なーに?麗!このイケメンっ!」


お、お母さん…!
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