先生、死ぬ前に私と恋して下さい


「麗、なにやってんの?」


「亜蘭もさっき聞いてたでしょ?

たまたま会ったのー!」


「どこで?てか、あいつの本性こわっ」



…そこがツボ。

わたしにしかみせないんだもん!

まぁ、亜蘭にも見せちゃったけどね〜。

でも幸せMAXって感じー?

隣歩いちゃったしー!!

美希に連絡っ!連絡しなきゃ!

わたしは亜蘭を押し退けて階段を駆け上がった。



「ちょ、おいっ!」

「てか、なにしに来たのよー?」




「…ま、まんが!貸してもらおうと思っただけだよっ!」



「あっそーならはやく帰ってよ」

わたしは自分の部屋に入り、早速美希に連絡した。
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