先生、死ぬ前に私と恋して下さい

ーー
ーーー

「美希。

今日一緒帰ろー。」

「ん?いいの?亜蘭待たなくて」


亜蘭の名前が出て少しドキッとしてしまう。

「うん。大丈夫大丈夫。

さ、帰りましょーかねー。」


わたしがそそくさと準備を始めると

美希がニヤニヤした顔で近づいてきた。


き、気持ち悪いですよ。


「なによ。」


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