またね
タイトル未編集
憧れ
道路が茶色と赤の葉に染まって、歩く度にカシャカシャと音を立てる。
この季節が来る度に
私はあなたを思い出す
秋
「あ〜今日もかっこいいよ」
友達の さくらが
憧れの先輩を見つけては
目をハートにする
「私には分からないよ〜」
「見る目がないんだよーだ!」
というさくらの言葉に
私が ムスッとするとさくらが腕をつかんで
「星!いる!」
と
階段の下を指差す。
その向こうには
私が大好きな先輩がいた。
私は せい。
高校二年生。
ひとつ上に
かっこよくて憧れで
喋ったこともないのに追いかけてしまう
大好きな先輩がいた。
恋心じゃなく、憧れの気持ちだったと思う
あの頃までは______
この季節が来る度に
私はあなたを思い出す
秋
「あ〜今日もかっこいいよ」
友達の さくらが
憧れの先輩を見つけては
目をハートにする
「私には分からないよ〜」
「見る目がないんだよーだ!」
というさくらの言葉に
私が ムスッとするとさくらが腕をつかんで
「星!いる!」
と
階段の下を指差す。
その向こうには
私が大好きな先輩がいた。
私は せい。
高校二年生。
ひとつ上に
かっこよくて憧れで
喋ったこともないのに追いかけてしまう
大好きな先輩がいた。
恋心じゃなく、憧れの気持ちだったと思う
あの頃までは______
< 1 / 2 >