恋の短編集
去っていく彼女とハルトを涙を我慢して

ずっと見ていると、後ろから

「大丈夫!?」とミキが駆け寄ってきた。

その後、こらえていたはずの涙は

溢れ出した。

私はそのまま授業を1時間くらい

ミキと一緒に休んだ。

この1時間でようやく自分の立場が

わかった気がした。

もう、二度とハルトと話せないことも…

この恋が実ることもないことを…
< 17 / 89 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop