恋の短編集
「そうだけど…恥ずかしい。」

「そんじゃ、やめるか」

「わ、わかったよ!
手を繋いでもいいですか!」

「なんで敬語…(笑)
よくできました。」

その瞬間、ぎゅっと手を繋いできた。

ドキドキが止まらなくて、

最初は自分から繋ごうとしたくせに

今じゃ、お願いする時よりも

恥ずかしくなってしまった。

でも、私だけ恥ずかしいわけでは

なさそうだけど。

横を見てみると…

耳が真っ赤なまーくんがいる。

こんな、日が毎日続けばいいのにな…
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