恋の短編集
その日は「帰る。」とだけ

携帯に送って、家に帰ってしまった。

次の日の朝は、まーくんを置いて

先に学校に来て、りさと教室で喋っていた。

ガラガラッ

教室のドアが開いたので、そっちを見ると

不機嫌なまーくんが立っていた。

「ひかり、お前なんで1人できてんの?」

「そ、そんなの私の勝手でしょ?」

「はぁ?なんでそーなんの。
なんか、一言くらい連絡しろよ。」

「それは、ごめん。」
< 34 / 89 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop