恋の短編集
「ねぇ!ねぇ!
君、私の事見えてるでしょ?」
「・・・。」
「ねぇ!聞いてる?」
「・・・。」
「そっか……。
やっぱり見えてないよね…。
話し相手が出来ると思ったのにな…」
と諦める振りをして、
いつも病室で男の子がしていることを
全部話すと…
男の子の耳がピクっとして
こっちを向いた。
「あっ!こっち向いた!!
やっぱり、聞こえてるんだ!!」
と言うと、男の子はハッ!?として
また、そっぽを向いた。
君、私の事見えてるでしょ?」
「・・・。」
「ねぇ!聞いてる?」
「・・・。」
「そっか……。
やっぱり見えてないよね…。
話し相手が出来ると思ったのにな…」
と諦める振りをして、
いつも病室で男の子がしていることを
全部話すと…
男の子の耳がピクっとして
こっちを向いた。
「あっ!こっち向いた!!
やっぱり、聞こえてるんだ!!」
と言うと、男の子はハッ!?として
また、そっぽを向いた。