恋の短編集
いつもの様に男の子の病室に行き
おしゃべりしようと思った時…

ケホッケホッ

男の子がひどい咳をし始めて、
意識がなくなっていった。

「だ、大丈夫?」

こんなことしか言えなくて
何も出来ない自分が憎らしくなった。

すぐに、お医者さんが来て、治療し始めた。

あれから1週間は目覚めることがなく
ずっと呼吸器に繋がれたまま寝ていた。

そして、一週間後に男の子が目を覚ました。
< 58 / 89 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop