恋の短編集
次の日も、男の子のところに行った。
すると、

「お前に好きだって言われて、
本当は嬉しかったんだ。
でも、いつかお前が消えてしまうことに
恐怖を感じていたんだ。」

そう男の子は言ってきた。

「ありがとう。
嬉しいって思ってくれた、それだけで
すごくすごく幸せだよ。」

「お前が好きだ。
触れられないのは悲しいけど
そばにいてくれるだけで、俺の
力になるんだ。」

顔が真っ赤な男の子はとても可愛く見えた。
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